2018年3月20日火曜日

眼底出血ってどんな状態なの?


眼底出血とは、 網膜や硝子体に血液が漏れ広がってしまう状態を指します。目の血管が破裂することが原因になる場合や、それ以外に単に漏れ出ているだけという場合もあります。出血が少量の場合は自覚症状がないこともありますが、出血量が多いと、以下のような症状が現れます。
・視力が低下する
・ものがかすんで見える
・ものが歪んで見える
・視野の一部が欠けたり、黒っぽく見えたりする
・はっきりしない色の濃淡や明暗を判別しにくくなる
では、なぜ血管から血液が漏れ出てしまうのでしょうか?その原因にはいくつかのパターンがあります。
例えば、病気で血管が壊れてしまうことが挙げられます。糖尿病になると、網膜の血管がもろくなってしまい、破れて出血しやすい状態になるのです。

また、血管が詰まることで血液が行き場を失くし、不完全な血管=新生血管を新たに作り上げ、そこから出血してしまうこともあります。しかもこの新生血管はやっかいもので、硝子体の中で四方八方に広がるケースもあるのです。そうなると、広範囲で出血を起こし、視力に大きな影響を及ぼす可能性が高まります。

目が発信する危険信号を見逃さないで!眼底出血はさまざまな病気を知らせる重要な「サイン」だった


みなさんは、眼底出血がどんなものかご存知でしょうか?
「目の病気の一種だろう」と思っている方が多いかと思いますが、正確には病気ではなく、病気のサインなのです。眼底出血を引き起こす何らかの病気があって、その症状として起こります。では、眼底出血は一体どんな病気によって引き起こされるのでしょうか?