2016年6月30日木曜日

血圧の話 その3

血圧=硬さ×太さ×長さ


血圧が上がる原因は、結局のところすべてはあるたった1つの事に起因しています。

「血圧」というと難しく聞こえるかもしれませんが、血圧とは血液が血管の壁を押す力のことです。
そして、その血圧は主に次の3つの血管の状態によって上がったり下がったりします。
その3つの血管の状態とは… 


上記の3つの血管の状態によって血圧は上がったり下がったりするわけです。つまり、もし、血管がとても柔らかく、広く、そして、短かったら、血圧は低くなるというわけです。
逆に、血管がとても硬く、狭く、そして、長かったら、血圧は高くなるというわけです。

ただ、通常、血管の長さは伸びたり縮んだりするものではありませんので、主に血管の硬さ太さが血圧に大きく関係しているということになります。


血圧の話 その2

むしろ、塩分は、私たちの身体にとって
欠かすことのできない重要なミネラルなのです

最近では、厚生省も品格の高いメディアも、以前に比べて「低塩・減塩」ということを言わなくなりました。

「低塩・減塩」を謳っているのは、販売促進に利用している食品メーカーがほとんどです。
現に、数年前に熱中症が注目された際に、「低塩・減塩」は完全に沈黙しました。

それまでは、声をそろえて「低塩・減塩」を謳ってきた数多くの団体が、熱中症が増えた途端、手のひらを返したように、
「塩をなめましょう」
「塩あめを食べましょう」
と、一斉に言い出したことは、まだ記憶に残っていると思います。
その際、血圧に関してはほとんど何も触れられていません。
塩分と血圧には関係がないのです。
それどころか、熱中症を見てはっきりしたように、私たち人間の体は、塩分が不足すると動かなくなり、最悪は死に至ってしまうことさえあるのです。

ここでは詳細は述べませんが、人間の体は電気で動いています。そして、その電気を伝えているのが塩分なのです。
体の中の塩分が不足すると電気が流れなくなってしまい、私たちの体は動かなくなってしまうのです。
塩分は、体に悪いどころか、私たちの体にとって絶対に欠かすことのできない重要なミネラルなのです。