2016年6月30日木曜日

血圧の話 その2

むしろ、塩分は、私たちの身体にとって
欠かすことのできない重要なミネラルなのです

最近では、厚生省も品格の高いメディアも、以前に比べて「低塩・減塩」ということを言わなくなりました。

「低塩・減塩」を謳っているのは、販売促進に利用している食品メーカーがほとんどです。
現に、数年前に熱中症が注目された際に、「低塩・減塩」は完全に沈黙しました。

それまでは、声をそろえて「低塩・減塩」を謳ってきた数多くの団体が、熱中症が増えた途端、手のひらを返したように、
「塩をなめましょう」
「塩あめを食べましょう」
と、一斉に言い出したことは、まだ記憶に残っていると思います。
その際、血圧に関してはほとんど何も触れられていません。
塩分と血圧には関係がないのです。
それどころか、熱中症を見てはっきりしたように、私たち人間の体は、塩分が不足すると動かなくなり、最悪は死に至ってしまうことさえあるのです。

ここでは詳細は述べませんが、人間の体は電気で動いています。そして、その電気を伝えているのが塩分なのです。
体の中の塩分が不足すると電気が流れなくなってしまい、私たちの体は動かなくなってしまうのです。
塩分は、体に悪いどころか、私たちの体にとって絶対に欠かすことのできない重要なミネラルなのです。

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