ミツバチは普通、一年に一度、一つの巣に、一つの王台を作り、そこで新しい女王を育て、新しい女王は成虫になると巣を出て、新しい自分の巣を作ります。
1つの王台からとれるローヤルゼリーは約300㎎です。
生の状態で300㎎ですから、粉末にすると約100㎎しか取れません。
名前の通り、ミツバチにとってのローヤルゼリーは、女王蜂を育てるための食べ物ですが、200年前の時代の人間からしてみれば王様であっても滅多に口にすることができない、とてつもなく貴重な食べ物だった事がわかります。
研究をしようにも高価すぎて、なかなか研究につかえない言うのが実情だったと思われます。
そんなローヤルゼリーに革命が起きたのは、1957年に日本養蜂研究会の会長によって、人工王台を利用したローヤルゼリーの量産技術が開発されてからです。
現在では、この人工王台を活用したローヤルゼリーの為の養蜂業が増えた事で、私たちでも食べる事が出来るほどまでに価格も下がり、それとともに活発な研究が行われるようになりました。
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